スイッチバックテクニック上肢編|徒手医療協会主催:ど根性研修会2014/11/3~臨床実習2014/12/7に参加して
ど根性研修会・臨床実習に参加しての感想
- 今まで自分は、スィッチバックテクニック(以下SBT)に限らず、テクニック系のDVDを購入し、見て、試して結果が思うように出ないと、こんなものかな。と、買って満足し、自分の身に付かないという経験を、繰り返してきました。そこで、今度こそは自分の中に残るものにしたかったので、ど根性研修会、臨床実習としてのDVDイベントセミナーに参加させて頂きました。
ど根性研修会ではとにかく練習。同じ事を繰り返す事で段々と身体が覚えるようになってきました。自分はラッキーな事に自分の仕事場の近くに今回の「ど根性研修会」に参加されている先生がいらっしゃったので、お互いの技術の確認、練習を繰り返し、自分の理解度を測る事ができました。
また、Facebookにて、他の指導者の仲間に疑問を投げかけたり、ミーティングの内容をシェアしたり、お互い足りない部分を補えるように活用させて頂きました。
とにかくこの1ヶ月は教える側に回るというプレッシャーもあったせいか、暇をみつけては仕事場の後輩を捕まえて練習をしました。その過程で、結果が出る、出ない。もあり、何が足りないのかを考え、自分のおかし易い間違いに気付いたり、SBTの構成や技術を用いるのに必要な評価、それを必要としているのか?また必要としてない場合何が考えられるのか?等、DVDを見ただけではおそらく気付けなかった事まで気付けたような気がします。
そして臨床実習当日、正直な所、緊張していてあまり覚えていないのですが、初めてSBTをされた方や手順に手こずっていらっしゃる受講生には手を取ってアドバイスさせて頂き、また、もう少し理解が進まれている方には少し細かく、角度のつけ方やテンションを保つ方法など、自分が理解している範囲でアドバイスさせて頂きました。
やはり手こずっている部分は自分が同じように間違っていた所だったり、また理解が進まれている方には逆に考えさせられたりと非常に楽しい一日を過ごすことができました。
今後は現場の臨床でクライアントにいかに活かせるか?技術ができるだけでなく得た技術をどう使いこなしていくか?を課題に、まずはDVDの残りのテクニックを体得していきたいと思っています。
今回のセミナーのお陰で、自分は、技術を身体で覚える事ができ、理解している範囲で、多少はアドバイスができるようになりました。最初の自分の中に残すという狙いは達成できたのではないかと思います。
正しい情報を得て、身体が馴染むまで落とし込み、結果が出る、出ないで考え、その背景を知り、次の受講生に伝える。当たり前の事かもしれませんが、一つの技術を学ぶ上でとても大切なプロセスだと思います。
今回の経験で、お互いに練習し、お互いに疑問をぶつけ合い、お互いを奮起させ、お互いに向上を目指す仲間ができました。これはまさしく、徒手医療協会の主旨でもあります質的な向上、進歩を共有する仲間クオリティプログレスメンバーだと実感できました。そして少しはその中に仲間入りできたのではと思っております。
今回のような機会を与えてくださった古川先生、Facebookを立ち上げてくださった事務局様、様々な疑問に返答してくださった中野先生。一緒に一丸となって練習をしてくださったど根性研修会、臨床実習に参加された先生方、緊張している自分のアドバイスを聞いてくださった受講生の皆さま本当にありがとうございました。とてもいい経験になりました。是非、次回も参加したいです。
~こんなふうに使っています、スイッチバックテクニック~
スイッチバックテクニックの日頃の取り入れ方、取り組みを教えてください
- Q1.スイッチバックテクニックはどんなシチュエーションで活用されていますか?
- Q2.スイッチバックテクニックを使ってみて、施術の効果をどのように感じられますか?
- Q3.スイッチバックテクニックDVDは、どのように活用されていますか?
- Q4.手技療法の技術のひとつとして、スイッチバックテクニックの魅力を教えてください
まだ手探りではありますが、クライアントさんの状態により使っています。今後はセルフスィッチバックをクライアントさんに覚えていただいて、セルフケアとしても使っていただけるよう指導力も身につけていきたいです。
通常のストレッチとは違い、受け手の感覚としてはきつくなく、短時間でも結果が出せるようになりました。
またユニットごとへのアプローチですので、患部から遠い所へのアプローチにクライアントさんも驚くことが多いようです。
今まではとにかく復習用として何度も見直しに使わせて頂きました。
SBTのDVDは他のテクニック系のDVDと比較して、評価がとても丁寧に解説されていて、良作だと思います。評価ができると結果も出しやすいです。
人の身体ですので、これをやれば必ず良くなる。という事はなく、原因を見間違えれば結果も変わってきます。
SBTは理論も評価もしっかりしていて、評価をしっかりして、アプローチする部位がわかると驚くほど短時間で結果が出せる使いやすい技法だと思います。
又、SBTを初めて見る方には「クルクルと何をやっているかわからない。」と言われる事が多いのですが、一つずつ紐解いていくと、とてもシンプルに構成されています。真似して動いてもらうだけでも面白いように結果がでますので、セルフスィッチバックだけでも真似してやってもらえると実感して頂けると思います。
※掲載に関してご本人の了承を得て掲載しています。本サイトからの無断転載を禁じます
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