2015/2/15 1Dayテクニカルセミナー|側屈動作に関与する筋膜群の評価と介入

筋骨格系の評価と治療手技 ~筋膜の連なりから考える、姿勢と動作の解析法~
[第4回 側屈動作に関与する筋膜群の評価と介入]


徒手医療協会|手技療法講習会■内容
本講では、全身の協調した運動の結果として取られる姿勢の観察から機能障害部位を読み解く方法と、効率的な制限の解除法を合わせて紹介。基礎から順を追って臨床応用までを丁寧に伝える。

  • 一連の運動にユニットとして関与する筋膜を理解する
  • 骨関節の正常な連動性を理解する
  • 機能障害による異常な運動及び姿勢を理解する
  • 実際の評価行程をロールプレイし、検出した機能障害に対する効果的な解除法を練習する

介入技法にはスイッチバックテクニックを含み、他にも講師の臨床を通じた発見や工夫なども併せて紹介する。
■開催日時:2015/2/15(日)10:00~17:00 開場9:45
■講師:古川容司(一般社団法人徒手医療協会 代表理事)


徒手医療協会|手技療法講習会
おはようございます。セミナーは10時からなのですが真面目な先生方ばかりでセミナーの本題前に゛手゛゛感覚゛を温めています。触る・感じることで情報を得る。
ひとつでも多くを学ぶだけでなく感じることを積み重ねていきたいと思います。

    セミナー進行報告(2)

徒手医療協会|手技療法講習会
今日のテーマは゛側屈゛です。
側屈動作への介入では歩行やランニング、飛び上がるなどの動作にも大きな影響を及ぼします。
午前は障害部位だけでなくそこを取り巻くユニットをとの関係を座学で筋膜や評価基準を今一度共通理解をすることでアウトラインをしっかり学習し、午後の実技に備えます

    セミナー進行報告(3)

徒手医療協会|手技療法講習会

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本日開催した1Dayセミナー「筋骨格系の評価と治療手技 側屈動作に関与する筋膜群の評価と介入」の後半では、多くの技法を練習しました。ご参加いただいた先生方への備忘録としても、下記のメモを投稿いたします。

[本日の実技]
●セルフスイッチバック
●股関節外転筋のリリース…スイッチバックテクニック
●股関節内転筋のリリース…ストリッピングテクニック
●頭蓋、仙骨、腰・胸部のフラット(FRAT:呼吸と関節運動による機能化技法)

実技は「評価~介入~再評価」の手順を踏み、その変化を体感をしながら2人一組もしくは3人一組での実施です。
講師の号令にあわせて型をなぞらい、さらに手順を覚えるために数をこなす練習を行いました。
評価にあたっては、TARTを指標にして、手に感じられる抵抗感、視覚的な左右差の確認から側屈動作に対して可動制限の解除を行いました。
短い時間にたくさんのテクニックをご紹介し、具だくさんの内容となりました。ぜひ臨床に持ち帰っていただきお役立てください!貴重な1日、ご参加ありがとうございました。

    セミナー進行報告(4)

1Dayセミナー内でご紹介した実技のなかでの当会オリジナルテクニック゛FRAT゛(フラット)における「評価~介入~再評価」の参考動画です。なかなか理解しにくかった内容もこのように今一度整理したなかで改めて確認することでまた皆さんの理解を深め、更なる治療の幅が広がる事と思います。 是非ご覧下さい。


参加者の声


■シリーズ紹介
第1回 2014/7/13(日) 伸展動作に関与する筋膜群の評価と介入
第2回 2014/9/21(日) 屈曲動作に関与する筋膜群の評価と介入
第3回 2014/11/16(日)回旋動作に関与する筋膜群の評価と介入
第4回 2015/2/15(日) 側屈動作に関与する筋膜群の評価と介入


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