今度は股関節の調整について、お話をします。
こちらのテニスボールを使います。
まず初めに「フルスクワット」でチェックをしましょう。
<どこまで曲がるのか、膝の抵抗感はどの程度か>といったところです。
続いてですね、体育座りをして、膝を閉じて、閉じて。
<どちらの方が閉じにくいのか、ていうのを見つける>わけですね。
そうしましたらボールをですね、この股関節の曲りっぱなにあてていきます。
場所はちょうどこの、腰骨のこのヘリ、と腿の骨のでっぱりの間です。
ここには足を外に開く外転筋ていう筋肉があるんですね。
これは走る際にもよく使われる筋肉ですから、過労に陥りやすいですね。
そうしたところのケアとしてでもおすすめな方法です。
こんな形でですね、ポケットの上から見るとポケットの入り口のあたり、ここにボールをかませるわけですね。そのままうつぶせでねっ転がります。
少し腰を前後させると、とくに痛みを持った筋繊維たちに当たります。
「ツーン」と響きを感じたら、その響きが半減するまで待ってあげてください。
ある程度痛みが落ち着いたな、というのを確認したら...
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ランニング、障害、セルフケア、手技療法、エクササイズ、股関節
ランニング障害のセルフケアエクササイズ-膝蓋大腿関節の運動併用モビライゼーション
今度は膝のお皿の調整です。
このように足を軽く伸ばしていただいて、膝のお皿をつまんだら上下に滑らしてみてください。
もちろん、問題の無い側と比べていただいて、動きが悪ければそちらの膝のお皿をつまんで下方へ滑らせます。
その状態で膝を、曲げて、伸ばして、曲げて伸ばして。曲げようとすると膝のお皿がグーッと戻ろうとするんですけれども、それには抵抗をかけてください。
膝を伸ばすと膝のお皿がスッと下に伸びてきます。それは追っかけて。
絶えず前へ前へ、下方へ下方へ下ろした状態で膝の曲げ下ろしを、6回~8回ほど繰り返します。
1回繰り返したら、また立って座ってですね、膝の曲りの変化というものを確認してください。だいたい3回から5回ぐらいの間は変化が付いてくると思います。
変化が出なくなってき たら、もうそこまでです。
模型を使ってご説明すると、今、こういう 形でしたね。ここから膝のお皿をつまむんですけれども、1回伸ばしてください。伸ばすと腿が緩むのでつまみやすいんですね。
そこからひざの曲げ伸ばしを繰り返す、ということになりますね。はい。
これも、膝のお皿をグッと抑え...
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