ロコモティブシンドロームへの徒手医学的アプローチ~重力に負けない姿勢保持機能の再獲得|2017/12/10

ロコモティブシンドロームへの徒手医学的アプローチ|徒手医療協会■ 現状維持を打破する!重力に負けない姿勢保持に必要な機能獲得のために
歩行困難の患者や寝たきりの高齢者に今以上の機能改善をもたらす施術は難しいと思いこんでいませんか?徒手医学的アプローチはまさに「機能を回復する」という着眼点にもとづくことで、歩容の改善・ベッドサイドからの離床を患者とともに目指すことのできる手法です。現状維持という思考停止から脱却し、歩き・生きる喜びを再び分かち合うために。本講でたしかな技術と情熱を共有しましょう。

【ロコモティブシンドロームへの徒手医学的アプローチ~重力に負けない姿勢保持に必要な機能獲得のために~】
内容 加齢や疾患、また骨折等のケガなどによって身体の活動レベルが低くなると、疼痛や関節可動制限(柔軟性低下)、筋力低下が生じ、日常生活動作の中でも基本となる起き上がりからの座位保持や立ち上がりからの立位保持、そして歩行動作障害などが生じます。

このような状態をロコモティブシンドローム(運動器症候群)と呼びます。この状態が進行すると介護が必要となるリスクが高くなる事からも、ロコモティブシンドロームを予防、改善させて健康寿命を伸ばしていく事が超高齢化社会を迎える現代の日本では必要とされています。

ロコモティブシンドロームへの徒手医学的アプローチ~重力に負けない姿勢保持機能の再獲得|徒手医療協会ロコモティブシンドロームを予防、改善させていく上では、関節可動域(柔軟性)の改善と筋力向上が大切な課題となります。抗重力下での姿勢保持、動作改善のためには特に、膝関節~股関節~脊柱~肩関節の伸展運動に対する柔軟性と筋力が必要です。

今回のセミナーでは、徒手医学的な思考と手法を用いたロコモティブシンドロームへの取り組みをテーマに臨床で使える実技を交えながら紹介します。

実技 【関節の柔軟性改善】ASTR・スイッチバックテクニックFRAT・MET など
【筋力向上】個々の筋に対する強化ではなく、体幹筋を中心に上下肢筋を連動させて抗重力機能を向上させる方法 
ロコモティブシンドロームへの徒手医学的アプローチ~重力に負けない姿勢保持機能の再獲得|徒手医療協会「自分自身で変化を出すことができる。」確かな手ごたえと臨床への自信。
現状を突破するカギは、機能を診るという概念と機能の正常化を実現する介入スキルです。
「その症状固定は、本当に変えられないものなのか。」 もう一度目の前の状況を疑うことから始めてください。そして、再評価してみてください。
必要なのは量の施術ではなく眠ってしまった機能を引き出すことのできる適正な質を備える技術です。
今失われてしまったもの、そしてこれから再獲得できるもの。立つ・歩くを目標としている患者さんの力となる技術を手に入れましょう。
プログラム
  • 座位保持・立位保持のための条件
  • 関節柔軟性改善のためのアプローチの仕方
  • 体幹筋の出力を上げるためのアプローチの仕方
  • 体幹筋と上下肢の協調的な働きを改善するためのアプローチの仕方(筋膜連鎖や運動連鎖などの身体のつながりを利用した筋力向上への取り組み)
受講対象者 ロコモティブシンドロームへの徒手医学的アプローチ~重力に負けない姿勢保持機能の再獲得|徒手医療協会

  • 起きあがりからの座位保持や立ち上がりの立位保持、歩行動作の障害に対する診療に携わっている方、訪問診療に携わっている方、または興味をお持ちの方
  • 基礎的な解剖学・生理学の知識のある方
  • 技術、知識を主体的かつ積極的に学び共有する意思のある方
  • 徒手医学、手技療法に興味のある方
  • 資格不問
  • ロコモティブシンドロームへの徒手医学的アプローチ~重力に負けない姿勢保持機能の再獲得|徒手医療協会
    訪問診療以外の分野(回復期リハ、通所介護・リハビリ、クリニック、整骨院、治療院、ケガ回復期のリコンディショニングに携わる運動指導)での従事者にも活用いただける内容となっています

    難易度 <本講の難易度は 初~中級 です。次の項目に当てはまる方におすすめの内容です>

  • 教科書的な解剖学の知識を身に付けており、実際の臨床での評価・判断基準をクリアにしたい方
  • 訪問リハビリや訪問マッサージにおいて、施術の方向性のとまどいを解消し、熱意を自信に変えたい方
  • 目の前の患者の状況に対して、即時効果を得られる治療手技を確実に手にしたい方
  • 【触診感覚】【手技による変化の手ごたえ】【現状維持を改善に変えられる実例】を実際に体感したい方
  • 講師 大畑健太郎(ボディケアルームつなぐ院長、徒手医療協会臨床技術研究会QP会員、理学療法士、鍼灸マッサージ師)
    開催概要 ■日時:2017年12月10日(日)10:00~17:00
    ■会場:区民・産業プラザココネリ研修室4(東京都練馬区)
    ■所在地:東京都練馬区練馬1‐17-1
    ■受講料:8,000円/QP会員4,000円
    年内W割 で¥1,000割引!注目の2セミナー対象です】

    【年内W割】対象セミナー同時申込み¥1,000 OFF!(割引後合計)¥18,000→¥17,000:各¥500割引
    ▼対象セミナー
    (1)肩関節の痛みメカニズムの理解と評価・介入/肩甲上腕関節のグライドシンドロームを中心に
    (2)ロコモティブシンドロームへの徒手医学的アプローチ~重力に負けない姿勢保持機能の再獲得

    QP会員ならW受講は¥10,000!※会員制についてはこちら⇒徒手医療協会主宰『臨床技術研究会』

    お申込み  | 
    事前学習
    動画
    理解度Up!▶徒手医学と機能障害~知っておきたい基礎知識~
    習熟度Up!▶ラーニングビデオ|大畑健太郎先生の在宅療養テクニック
    お支払い 銀行振込にて承ります。お申し込み後に事務局からメールで詳細をご連絡いたします。
    ※(お席をご用意するため事前のお支払いのみ受付。当日のお支払い不可)
    締切 先着順,定員に達し次第受付終了。または開催日5日前までのお申込みフォーム着信分まで
    キャンセルについて
    • 受講料のお振込期限内に事務局までメールにてキャンセルの旨をご一報ください
    • 期限内にご入金の確認ができない場合はお申込みを取消しとのことにて承ります。連絡がなくキャンセルを繰り返される場合は以降のお申込みをお断りする場合がございます
    • 事情により振込期限延長を希望される場合は、振込期間内に必ずメールにてご一報ください
    • ご連絡のないまま振込期限を過ぎお申込みがキャンセルとなったのちに、お申込みフォーム送信を繰り返される場合は、受講の意思はないものとみなし受付を致しかねますのでご了承ください
    • ご入金を確認できた時点でお席のご用意をしております。お振込み後の受講者様都合によるキャンセルにつきましては、理由の如何にかかわらず返金・受講回の振り替えは致しかねます。お申込みの際はいま一度ご予定をお確かめ下さい
    • ご入金ののちにやむを得ず欠席をご希望される場合は、開催日までに事前にメールにてご一報ください。配布資料のある場合は、後日郵送にてお送りいたします。
    • ご入金ののちにやむを得ず欠席をご希望される場合は、開催日1週間前までにご連絡がある場合に限り、代理人の参加が可能です。出来るだけお早目のご一報をいただけますようお願いいたします。
    その他のご留意事項
    1. 講義内容は開催時間内に収めるよう設定しておりますが、進行状況によっては終了時間が延長する場合がございます。お帰りの時間は余裕をみてお申込みください
    2. よりよい内容とするため内容に若干の変更がある場合がございます
    3. 当日会場での紛失・忘れ物等に関しては当会では責任を負いかねます。持ち物・貴重品等の管理はご自身にて行っていただきますようお願いいたします
    4. 講習会内でのケガ及び事故等のトラブルについて当会では責任を負いかねます。予めご了承ください
    5. 会場施設は講習会場の提供のみで、本会の運営主体ではございません。当日の電話等での会場への問合せは一切ご遠慮くださいますようお願いいたします
    6. 講習会において、全体の円滑な進行を妨げる言動の認められる場合には、講師の判断により警告・退室をしていただく場合がございます。この場合受講料の返金等一切致しかねます。皆さまのお時間を大切にするためご理解とご協力をお願いいたします
    7. 講習会へのお申込み・ご参加を頂いた時点で上記留意事項にご同意いただいたものと致します
    ※本セミナーは「講習会受講証明書」の発行対象講習会です。職場等への受講証明としてご利用下さい。なお、当会では「技術は臨床に還元できて意味を持つもの」と考えており資格付与等は一切実施しておりません。当会の正式な会員は所定の手続きを経て入会されたQP会員のみです。当会の名前をかたり認定資格を名乗る者がおりますが資格認定は存在せず当会とは一切無関係です。

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