ランニング障害のセルフケアエクササイズ-膝蓋大腿関節の運動併用モビライゼーション

今度は膝のお皿の調整です。

このように足を軽く伸ばしていただいて、膝のお皿をつまんだら上下に滑らしてみてください。
もちろん、問題の無い側と比べていただいて、動きが悪ければそちらの膝のお皿をつまんで下方へ滑らせます。
その状態で膝を、曲げて、伸ばして、曲げて伸ばして。曲げようとすると膝のお皿がグーッと戻ろうとするんですけれども、それには抵抗をかけてください。
膝を伸ばすと膝のお皿がスッと下に伸びてきます。それは追っかけて。
絶えず前へ前へ、下方へ下方へ下ろした状態で膝の曲げ下ろしを、6回~8回ほど繰り返します。
1回繰り返したら、また立って座ってですね、膝の曲りの変化というものを確認してください。だいたい3回から5回ぐらいの間は変化が付いてくると思います。
変化が出なくなってき たら、もうそこまでです。

模型を使ってご説明すると、今、こういう 形でしたね。ここから膝のお皿をつまむんですけれども、1回伸ばしてください。伸ばすと腿が緩むのでつまみやすいんですね。
そこからひざの曲げ伸ばしを繰り返す、ということになりますね。はい。

これも、膝のお皿をグッと抑えることで、痛みが出る場合というのは、これは適応にはなりません。
これをすることで、通常しゃがむ動作で痛んだとしても、今の動作で介入でですね、痛みを伴わないのであればやって大丈夫です。

6回から8回目。これを1セットとして<しゃがんで立って変化を確認する>。それを2セット目、3セット目。変化が付かなくなってきたらそこまで。それを覚えておいて下さい。

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